どういう意味?確率の用語
こんにちは!
数学トレーナーのこうへいです
突然ですが
確率の用語って
意味が分からないものが
多くないですか?
排反ってなに?
独立ってなに?
なんて思いませんか?
普段の生活で
排反なんて使わないし...
この記事では
知っているだけで
確率を理解するのに
役立つ用語をお伝えします
数学の学習において、
用語を正しく理解することは
解答解説の理解度を
格段に上げることができます
解答解説の理解度を
上げることは
そのまま数学の偏差値アップに
繋がっていきます
また、正しく用語を
使えるようになると
記述問題にも
強くなるのです。
確率が苦手な人生から
卒業しましょう!
今回は確率の用語の中でも
特に意味が理解しずらい
2つを紹介していきます
・排反とは?
定義
「同時に起こらない」
事象のこと。
「互いに排反である」は
「同時に起こることがない」
ということ。
一番わかりやすい例として
コインを投げるときに
「表が出る」確率と
「裏が出る」確率が
排反であるといえます。
これは表と裏が同時に出る
なんてことは起こらない
ですよね?
・独立とは?
定義
2つの事象のどれも
起こる確率がそれぞれ
確率の積に等しくなっている
定義だけ見ても
理解しずらいと思うので
「独立である」例
「独立でない」例
を紹介しながら
解説していきます
独立である例
10本くじの中に
当たりくじが3本ある
Aさんが最初に1枚
くじを引いて
確認してくじを戻す
その後にBさんも
1枚くじを引く。
この問題の場合
AさんもBさんも
当たりを引く確率が
になり
Aさんの結果によって
Bさんの結果は影響を
受けないので
独立であるといえます
独立でない例
10本くじの中に
当たりくじが3本ある
Aさんが最初に1枚
くじを引いて
元に戻さず
Bさんが1枚引く
この問題の場合
Aさんの結果によって
Bさんの確率が
変わってくるので
独立ではない
ということになります
いかがでしょうか?
この知識を
しっかりと定着させる
ためにも、
自分で問題を解いてみること
がとても大切になります
基礎的な問題でいいので
ぜひ取り組んでください
きっとこれからの
数学人生に
役立つはずです!
それではまた
最後までお読みいただき
ありがとうございました。