数学トレーナー@こうへい

1ヶ月で数学の偏差値を25アップした僕の勉強法を発信するブログです。

もうこれで迷わない!公式から見る余弦定理と正弦定理の使うタイミング

こんにちは!

数学トレーナーのこうへいです

 

突然ですが皆さん

余弦定理、正弦定理

を知っていますか?

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これは、高校数学の

図形と計量という単元で

登場した公式です

 

でもこの公式を覚えても

どんな問題でいつ使うの?

どっちを使えばいいの?

と迷うことありませんか?

 

この記事では

そんな人たちのために

 

余弦定理、正弦定理

どんな問題で

どのタイミングで

使うのか、

 

これを解説していきます

 

これを知らないと

ずっと迷い続ける

どころか

間違った方を使う

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なんてことに

なってしまうかもしれません

 

ぜひこの記事を読んで

ばっちりどんな問題で

使うか理解できている

そんな状態になりましょう!

 

それではさっそく

解説していきます

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・正弦定理

 

△ABCにおいて、

AB=c、BC=a、CA=b

∠ABC=B、∠BCA=C、∠CAB=A

△ABCに外接する円の半径をR

とするときに

 

\frac{a}{\sin{A}}=\frac{b}{\sin{B}}=\frac{c}{\sin{C}}=2R

 

と表せれる式のことを言います。

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この式から分かるように

三角形の辺の長さ、

それに対応する角の正弦

さらに外接円の半径

 

これを利用している

ということになります

 

つまり、3つの角度が分かると

3辺の比が分かる

 

3辺の比が分かっていれば、

3つの角度の

正弦比が分かる

 

となっています

 

余弦定理

 

c^2=a^2+b^2-2ab\cos{C}

a^2=b^2+c^2-2bc\cos{A}

b^2=c^2+a^2-2ca\cos{B}

 

この3つの式で表されます

 

そして、これは

三角形の辺の長さが3つ

角が1つを利用している

ということになります

 

つまり、2つの辺の長さと

その間の角の余弦

わかっているときに

残りの辺の長さがわかる

 

3つの辺の長さ

分かっているときに

ある角の余弦が分かる

 

となります

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以上のことより、

 

・3つの辺の長さが

 分かっている

 

1、正弦の比を知りたい場合

  正弦定理

 

2、角の大きさを知りたい場合

  余弦定理

 

・3つの辺の長さと

 1つの角の大きさ

 が分かっている

 

1、外接円の半径を知りたい

  正弦定理

 

2、ほかの角の大きさを

  知りたい場合

  余弦定理or正弦定理

 

・2つの辺の長さと

 1つの角の大きさが

 わかっている

 

1、残りの辺の長さを

  知りたい場合

  余弦定理

 

2、その他の角の大きさ

  を知りたい場合

  正弦定理

 

とこのように分類

区別できます

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これらに当てはまらない

問題の場合は

2つの公式を組み合わせて

問題を解きます

 

以上が一般的な

正弦定理、余弦定理を

使うタイミングになります

 

本当に当てはまるか

実際に参考書の

図形と計量の問題を

解いてみてください

 

これからは迷わず

解けるように

なりましょうね!

 

それではまた

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最後までお読みいただき

ありがとうございました。